院長ご挨拶
公立加美病院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当院の沿革は昭和27年に設立された色麻町国保診療所を起源とし56年の歴史があります。昭和44年に鉄筋コンクリート2階建ての60床の国民健康保険色麻病院となりました。この色麻病院は33年後の平成14年6月30日閉院となり、平成14年7月1日に現在地に移転新築され、加美町と色麻町の二町で公立加美病院が開設されました。病床数は一般病棟40床、療養病棟50床です。常勤医は6名で内科、外科、婦人科を、非常勤医が整形外科、耳鼻咽喉科、循環器内科、喘息外来の診療を担当しています。
当院は、一般・急性及び慢性期の医療提供にとどまらず、医療福祉相談室を併設した加美老人保健施設と連携し、地域住民に保健衛生(乳がん・甲状腺がん検診、子宮がん検診、人間ドック、乳児健診、学校医、予防接種、産業医など)・福祉(在宅介護など)などの支援も提供する地域包括医療を実践しています。
当院は、救急告示の指定を受け、一次救急に対応しています。救急隊の受け入れは年間約400件となっております。ただし、小児救急は専門性が高いため対応しておりません。
近年地域において良質且つ高度な医療を受けたいとする要請が強まってきております。しかし、医師など人的資源の確保、施設整備充足のための医療コストなどの面から、人口の少ない市町村毎の対応ではこのような要請に応じることは困難なのが現状です。これに応える方策として、市町村を越えた集約化や重点化を伴う医療機能の分化と、様々な医療機関の連携による地域の医療提供体制の構築が提唱されています。
当院の位置する大崎医療圏では、大崎市民病院が救命救急センターを併設した基幹病院の機能を充実させています。当院では緊急に高度な医療を必要とする重篤な疾患や外傷が発生しても、まず適切な初期治療を行い、大崎市民病院や東北大学病院と連携することにより切れ目のない医療の提供ができると考えています。
公立加美病院は、地域に根ざした公立病院であるために、持つべき機能、果たすべき機能を見据え、高次機能を有する基幹病院などと連携をさらに発展させ、地域の皆様の声に十分応えられる地域医療の拠点として、運営を図ってまいる所存です。これからもより一層のご理解とご協力をお願いいたします。
公立加美病院 院長 土井 秀之
